通関士になるには!

通関士になるには

資格を取得すれば、通関士と名乗り仕事が出来るかというと、そうではありません。

通関業法に規定されている法律によると、「通関士とは税関長より通関士の確認を受けて、通関業者の通関業務に従事する者をいう」となっています。
つまり通関士になるためには、資格を取得して通関業者に就職し、経験を積む事が条件なのです。

しかし、ここで理解して頂きたいのが、通関士の資格を取って、通関業者に就職しても、通関業務に携われない可能性もあるということです。
公式サイトによると、平成18年の通関士合格者の内、約55%は通関士以外の通関業務に携わっていると言うデーターがあります。

その背景には、通関業者にはすでに経験を積んだベテランの通関士がいて、直接通関業務にタッチできないケースや通関業務関連の部署に配属されるケースもあるのです。
そうなると経験をつめないので、通関士として名乗る事が出来なくなります。

もちろん全員がそうだとは言いません。
現に平成18年に合格したばかり、45%の方が通関士として働いているので、誰にでも十分にチャンスがあります。
但し、通関士と名乗り、働くためには時間がかかり、就職した企業の事情によっても左右されてしまうということです。

このように通関士として働くためにはある程度のハードルがあるという事も理解していてほしいと思います。

しかし、資格の魅力は変わりません。
何故なら、通関士以外の業務に付いている方が多いと言う事は、それ以外にも資格のニーズがあると言えるのです。
特に海外取引が増加する昨今では、通関業者に依頼する企業の担当者も通関士の知識が必要になってきます。
そうなってくると必然的に通関士資格の需要は益々増してくる事でしょう!

また通関業者と言うのは何も通関業務だけではありません。
営業やマーケティング、商品開発もあります。
そこには必ず通関士としての知識が必要になり、企業からしてみれば、通関士の有資格者は魅力的な存在です。

とにかく、貿易に関わる仕事をしたいと思っている方は必要な資格であることは間違いありません。

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